2002年12月19日出国 2003年1月10日帰国
南アフリカ共和国(ヨハネスブルク)、ジンバブエ(ハラレ)、タイ(バンコック)



12月19日(木)

成田発

夜、タイ・バンコック到着。
空港で両替。
タクシー(300バーツ)でカオサンへ。
外国人旅行者が大勢通りを歩いている。
すぐにホテル(360バーツ)を見つけてチェックイン。



12月20日(金)

ホテル近くのレストランで朝食。
タイ風ヌードル・スープ、紅茶。

少し散歩して荷造り。
ホテルを出てすぐタクシーの運転手が声をかけてきた。
交渉して300バーツで空港まで。
この運転手はじめふっかけてきた分を浮かせるためなのか、もの凄い暴走運転。信号は無視するわ、一方通行を逆走したり、お巡りさんに見つかったらどうなってたんだろう。

無事、空港に着いて、チェックイン。

ついに南アフリカに到着。
いつも空港の入国審査で列んでいるとき、これからどんな旅が待ち受けてるのかワクワクする。

入国審査を済ませ外に出ると、城島さんが出迎えに来てくれていた。白地にピンクと黄色の椰子の木柄のアロハですごくカジュアルな出で立ち。東京でお逢いしたときよりずっとリラックス・ムードで、アフリカ仕様って感じ。
城島さんの車で一旦城島さんのお宅に伺う。
サントンというところで、塀に囲まれた大きな家。
門はリモコンで開閉する。駐車場には車が2台。
すごくリッチみたいだけど、移動は車以外ありえないので、これって普通らしい。子供たちを学校へ送り迎えするのは当然で、デートに行くときも親が車で送っていくそうな。

今晩おもしろいライヴがあるので観に行きますか?ってことになって、マーケット・プレイスへ。

黒人歌手のライヴ。名前は忘れたけど、ゴスペル調。モンカが写真を撮ろうとして、ステージ前方へ出ていったら、注意されていた。

ライヴ後、会場近くで城島さんの友だちとコーラ飲んで、城島さん宅へ。
お風呂を借りて、ふとんに潜り込んだら即爆睡。



12月21日(土)

朝食。

城島さんの友人で夕べお逢いした日本の旅行会社の駐在員のコーダテさん、チュラニが迎えに来てくれてワゴン車でビッグママ宅へ。
ビッグママは、現在56歳で体重はなんと160kgもある。人なつっこい笑顔がカワイイ人。
わたしたちを優しく迎えてくれた。現在姉の所に住んでいる末っ子の娘の部屋を貸してもらうことに。
淡いピンク色の壁にはローリン・ヒルのポスターが貼ってあって、若い女の子の部屋って感じ。荷物を置かせてもらって散歩に出かける。

ケレの家。
ケレは、城島さんの手伝いを時々していたり、プロデューサーの仕事をしたり、脚本を書いている。チュラニとは仕事上のパートナーで一緒に刑務所での話をテーマにした劇のプロデュースをしてかなりの評判になったらしい。リビングの壁には今までに取材を受けた新聞や雑誌の切り抜きがたくさん飾ってあった。チュラニが映画「サラフィナ」に出演したときの写真も貼ってあった。

コーダテさんは帰っていったので、ケレと3人でピリの街角にある店で昼食。
お肉屋さんのショーケースの中からケレが適当に肉とぶっといソーセージを見繕って、外にあるバーベキューのコンロみたいのでセルフサービスでジュージュー焼く、ワイルドな焼き肉。パパというメイズミール(白トウモロコシの粉)で作ったオモチみたいなのと一緒に食べるんだけど、すごくうまかった。

3時過ぎ。
地元の結婚式に参列することに。
南アの結婚式では、誰でも参列することができて好きなだけ飲み食いできるそうなのだ。

ビッグママもグリーンの民族衣装でオシャレをして、近所に住んでいるコイコイ、ポーラと一緒にコーダテさんの車で会場へ。
体育館みたいな建物の中には、ざっと見て300人くらいの人たちが…。
その中でもいかにも部外者のわたしたちにもちゃんと席を空けてくれた。食事はコーダテさんがバイキング形式でグリルチキンやサラダなどをお皿に盛ってきてくれた。
ごちそうをいただいて前方にいた新郎新婦のところを見に行ったりして。外に出て飲み物コーナーでビールをもらおうと思ったら、ちょうど品切れで大至急調達しに行っているところだった。

外でDJが音楽をかけ始めると大人も子供も若者もあちこちで踊りはじめた。
ビッグママの友だち関係で輪になって座っていたオジサンやオバサンも踊りはじめ、ビッグママも160kgの巨体を揺らしながらかなり上手なダンスを披露していた。
わたしもみんなと一緒に踊っていたら、ようやくビールが到着したらしく、飲み物コーナーに行列ができはじめていた。

ビッグママと手をつないで飲み物コーナーへ行って、ビールをもらった。ビッグママは泡ができるだけ入らないようにって言っていたが、他の人もビールを注いでもらうときみな同じ事を言っていた。

でっかいポリバケツに入った泡だった液体が持ち込まれた。バンツー・ビールという地ビール。ちょっとすっぱくて生暖かくてあまりおいしいとは思えなかった。

日が暮れて、辺りが暗くなりはじめたころ、黒い雲が現れて遠くの方で何度か雷鳴が轟いて稲光が走ったと思ったら、大粒の雨がポツポツ降りはじめてきた。
おなかもいっぱいになったし、お酒も回って適度に踊り疲れて、帰るのにグッドタイミング。
コーダテさんの車にみんなで乗り込んで家に帰った。



12月22日(日)

朝食。
ポーリッジ、紅茶、ハンバーガー2個。

チュラニとケレとソウェトを散歩。

ふたりは途中で逢う人に必ず挨拶+軽いおしゃべりをする。これがソウェト式コミュニケーション。
逢ったとき、拳と拳を合わせたり、、親指を組み返す握手をしたり、右手の親指をマッチを擦るようにシュッと左右に動かして「シャープ」って言う。なかなかカッコイイ挨拶なのだ。

コンゴさん宅の庭で、コーラ飲みながら焼きソーセージを食べて音楽にあわせて踊ったり。

ビッグブラザーの車で知らない人の家へ行って、リビングでTVサッカー観戦。飲み物だけは有料だけど、あとはご自由にって感じで、そういう家があちこちにある。外はすごい土砂降り。

大雨の中を一旦、ビッグママの家に帰って夕食を食べて、チュラニとビッグブラザーの車で夜の街へ出かける。
観に行こうと思っていたベースラインでのコンサートはキャンセル。チュラニが街方面を案内してくれることに。

最初、タウンの方へ行ってみたけれど、ガランとしていて時々ホームレスがいたりって感じ。モンカのリクエストで人がザワザワしているようなところへ行くことに。

チュラニの案内でユーベルの街を散歩。
ちょっとヤバそうな雰囲気もする。
私たちが歩いているとラスタのTシャツを着ていたからか、ラスラマンが「ガンジャあるよ」と声をかけてきたりした。
通りがかりに兄ちゃんに「どっから来たの?」ときかれたり。
そんなときはすぐチュラニがやってきて、いろいろ話をしてうまくかわしてくれたので、そういう人の写真も撮りやすかったみたい。

チュラニがお気に入りのオネーチャンのいる店で一息。
と思ったら、チュラニがガイド役そっちのけで、マジにオネーチャンにアタック開始。
結婚しようとか言い始めて、最初プンって感じだった女の子もまんざらではない感じに…。結局、携帯の番号を教えて彼女からの電話待ちってことらしい。

帰りにちょっと寄って行くからって、ピリにある一軒のウチへ。
なんとそれはチュラニのガールフレンドのウチだった。
彼女のママ&妹も一緒に住んでいた。
「これがぼくのガールフレンド」って全然悪びれる様子もなく紹介されて、さっきのオネーチャンは…。ってわたしの方がドギマギしちゃった。
でもさー。さっきの女の子はたしかに若いけど、彼女の方がずっと美人でカッコイイのに…。



12月23日(月)

朝食。
ポーリッジ、紅茶、焼き肉サンドイッチ。

朝食を終えてから、トラケレとビッグママとおしゃべり。
ビッグママの家にはいろいろな人がやってくるのだけど、きょうはオゥパという22歳の男の子が来ていた。
オゥパは美容師志望のプーなんだけど、メイクとかにも興味があるらしく、「眉毛がいつ描いたの?」と質問されてびっくりした。

チュラニがきょうの新聞を読んで、ライヴ情報を調べてくれていた。しばらく見ていたけど、おもしろいのはなさそうだった。
新聞を借りてオゥパと一緒に見ていたら、小さいけれど格好いいライヴ写真を発見。なんだろうと思って、記事を読んでびっくり!!!
ジョー・ストラマーが心臓麻痺で死去
読んでいたじぶんも心臓麻痺になるくらいのショック!!!
「ショック〜〜〜〜!!!」と叫んだら
オゥパもその記事を読んで
「でも、人はいつか死ぬんだよ」
って静かに言った。
オゥパにとって、身近な人たちがエイズで死んでいる南アでは、死は日常的なことなのだ。

オゥパと手をつないで近所のスーパーにビッグママのお使いで野菜を買いに行く。頼まれた野菜を買って、近くの家に寄って、オゥパはタバコを一本買いしてそれを吸いながら帰った。

きょうはケレが来ることになっているのだけど、なかなか来なくてひたすら待つ。

ようやくケレが登場。

ミニバスでマーケットシアターの前でビクターと待ち合わせ。
アイスクリームを食べていると、ビクターがやってきた。

ビクターの車でショッピングセンター。
コーヒーを飲みながらいろいろ話す。
津山直子さんが子供と一緒に来て、後からコーダテさんもやってきた。

コーダテさんの車でジンバブエ行きのバスの切符を買いにバスターミナルへ。

CD屋。街の写真。
カールトンセンター展望台。

マーケットシアターの近くの店。
サンドイッチ、スプライト。

モンカたちが会計をしている間にケレと外に出たら、ポツポツ雨が降ってきた。

突然の嵐。



12月24日(火)

朝、コイコイのママの家でお風呂を借りる。
熱々のお湯でサッパリして気持ちよかった。

朝食。
ポーリッジ、揚げパンサンド。

オゥパとモンカふたりで近所に散歩に出かけた。
オゥパの友だちは美容師が多くて、美容院のおもしろい写真が撮れたらしい。

オゥパとモンカが帰ってきて、今度は3人でひとつの大きな傘に入って、ファックス屋へ行った。だけど、きょうは機械の都合で送信できなかった。

オゥパの案内でピリを散歩。
広いグラウンドで、地元サッカーのトーナメント戦。
ソウェトのチームが総出演らしく、ビッグママの家の人たちもみんな見に来ていた。オゥパのママと妹も来ていた。
試合の方も好プレー続出でなかなか良い試合だった。

夕方、ビッグママの手料理の夕食。

食事を終えて外に出て、近所の人たちと飲んだり踊ったり。
ビッグママが
「あんたはわたしの娘だよ。
きょうからキミコじゃなくてリンディウエイって呼ぶからね」
と言ってムギュウっと抱きしめてくれた。
ビッグママって、でっかくて柔らかくて気持ちイイ。



12月25日(水)

朝食。
ベーコン、ポテト、トマト、ハンバーグサンド2個。

パラツィとミニバスでクリプタウンの周辺散歩。

家に帰って、ビッグママの昼食。
パパ2種類(普通のとバンツービールみたいな味の)
チキン、野菜炒め、ビーツサラダ。

チュラニとコーダテさんの車でソウェト・ドライヴ。

もうひとつのスクワッター・キャンプ。
コーダテさんの友だちの友だちの家でごちそうになる。

コーダテさんがケレ、ボニ、チュラニのガールフレンド、メーシーを迎えにいて戻ってきた。

西瓜とドリンク。
CDをかけてみんなで踊る。
ケニヤからやってきたという青年。

ここの家の奥さんはパンを焼いて売っている。
お料理もすごくおいしかった。

12時過ぎに家に帰ったら、ビッグママがすねていた。
スペシャルでピザを用意してくれていたのだ。
ピザを食べて少し話をして就寝。



12月26日(木)

朝食。
フライドポテト、焼き肉サンド、トマト。

近所のファックス屋でファックス送信。
きょうは無事送ることが出来た。

ピリの街角の肉屋でアイスクリーム、ジュース。

家でビッグママの昼食。
チキン、ドライカレー風ライス、野菜炒め。

ボンガーニに留守中の間CDを貸してあげることにした。

パラツィとミニバスでバスターミナルへ。
ビッグママとトラケレがバス停まで見送りに来てくれた。

バスターミナルに着いたら、ボディ・ガードのパラツィの方が急に不安になったらしく、「どっちの方向に帰ればいいのかな…」と言って辺りをキョロキョロ見回していた。

バス20時発。
ジンバブエへ向かう。


 
 

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